最先端のベイエリア地震シミュレーション、間もなく一般利用が可能に

地震の影響を正確にモデリングするには、物理学ベースで複雑なモデルが必要で、それは先端のスパコンでしか作動せず、こうしたモデルからのデータは、地震研究コミュニティやエンジニアにとり極めて貴重である一方で、最先端コンピュータへのアクセスは極めて限定的である。このような中、ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory: LBNL)とローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)の科学者チームは、数年にわたり、太平洋地震工学研究センター(Pacific Earthquake Engineering Research Center: PEER)と協力して、洗練された本格的な地動シミュレーションをデータセットに適用させ、それを日常的なコンピュータに保管・分配できるようにすることで、このアクセスの溝を埋めることに取り組んできており、これらのデータセットは一般市民が無料で利用できるようになっている。この共同作業により、最も正確で最新の詳細なシミュレーションが可能となる見込みである。使用されるシミュレーション・ソフトウェア「EQSIM」は、オーク・リッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)のスパコン「サミット(Summit)」と、LBNLのスパコン「パールミュッター(Perlmutter)」を使って構築・試験された。

Lawrence Berkeley National Laboratory “The Most Advanced Bay Area Earthquake Simulations Will be Publicly Available” (2/8/23)