新米国安全保障センター(Center for a New American Security: CNAS)は米政府の支援を受け、米国及び同盟国と中国との間における経済的及び技術的競争に関する3つの研究プロジェクトを開始する。これらのプロジェクトを通じて、①国家産業政策戦略の開発(Developing a National Industrial Policy Strategy)、②中国の「一帯一路」構想の将来に対する欧米の対応の作成(Crafting Transatlantic Responses to the Future of China’s Belt and Road Initiative)、③欧米の技術戦略の開発(Developing a Transatlantic Technology Strategy)、に関する研究及び政策勧告を提示することになる。①は、中国の挑戦に対応し、米国の柔軟性と競争力を推進する詳細な産業政策戦略計画を開発する。②は、中国の「一帯一路」構想(アジアと欧州を陸上と海上航路でつなぐルートを作るという構想。2013年に開始され、139か国が署名済)の今後の動向を予測し、米国及び欧州のための同構想への対策及び同構想の否定的な影響を軽減するための新たな勧告を策定する。③は、米国と欧州の技術的リーダーシップは我々の国家安全保障、経済的優位性、生活様式を守る上で重要であり、欧米は同盟の強さを育成し合同技術戦略を実践する必要があるとした上で、合同戦略を策定するため、3つの点から勧告を提供する。