ブルッキングス研究所(Brookings Institution)は10月10日、「公共の善のための研究開発:米国の社会的イノベーションを強化する方法(R&D for the public good: Ways to strengthen societal innovation in the United States)」と題する報告書を発表した。報告書は、「現在の米国には、R&D支援に数多くの障害があり、我々には為すべきことがまだまだある。米国は、ビジョンや戦略、我々が重要な国家目標を達成し続けられるような政策という点で、限界がある。米国は、重要な目的をR&D手法に統合する方法についてより戦略的に考えなければ、現在のリーダーシップを維持できないだろう」としている。そして、米国のR&Dを強化するために必要なステップを概説しながら、①より多くのR&D資金を、消費者製品の創出に充当するのではなく、公共の善のために充当すること、②連邦資金を使って地理的な不平等を削減すること、③気候変動の影響を緩和するためのR&Dに資金を提供すること、④重要インフラ及び製品を支援すること、などを提案している。