米政府は、宇宙領域認識(space domain awareness: SDA)の複数のミッション分野で、一連のソフトウェア視覚化ツールを導入している。これらのツールは効果的であるものの、業界による最新技術を常に取り入れられるとは限らない。また、政府の視覚化及び分析ツールを米国の国境を超えた所で共有することは容易ではない。宇宙事業が直面するこれらの問題に対処するため、国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)のグローバル宇宙イノベーション・プロジェクト(Global Space Innovation Project: GSIP)は、データ視覚化及び分析を目的とした2件のプラットフォームのプロトタイプ作成に取り組んでいる。ティブコ社(Tibco)とエクソアナリティク社(ExoAnalytic)が開発中のこれらのシステムは、政府が現在使用している一連のツールを拡張し、SDAのミッションを強化することが期待されている。GSIPの優先的目的の一つは、人工知能(AI)及び機械学習(ML)を活用して、商用及び政府の地上及び宇宙ベースのセンサー・データによるグローバル・ネットワークを収集、分析、視覚化することである。各プロトタイプの実証及び評価を経た後、米国及び同盟国の政府と商業部門は、ソフトウェア・アプリケーションとプラットフォームの購入が可能になる。