アクシオス(Axios)は4月1日、商務省(Department of Commerce)が人工知能(AI)システムを輸出する新プログラムに関する提案募集を開始したと報じた。AI技術を他国のデジタルインフラに深く組み込むことで、同分野における優位性を確保するのが狙いで、半導体チップやデータパイプライン、モデル、セキュリティなどを含む一連のAI技術パッケージを同盟国へ提供する具体的な方法を模索する。同省を国際的な仲介者として位置付け、各国のAI主権を尊重しつつ米国の技術を標準化させる方針で、リフレクションAI社(Reflection AI)と韓国の新世界グループによるデータセンター建設契約を例に挙げている。具体的な選定基準は未定であるが、企業に対し提案がどう国益に叶うか説明する声明文の提出も求めており、審査は国務省(Department of State)や国防総省(Department of Defense)などが連携して行う。記事は、同プログラムが法整備を待たずに、取引や輸出を通じて国のAI影響力を世界へ広げるための、政府の新たな試みであると伝えている。
Axios “Exclusive: U.S. kicks off push to sell AI abroad” (04/01/26)
https://www.axios.com/2026/04/01/trump-us-push-sell-ai-abroad