半導体業界は今般、「半導体気候コンソーシアム(Semiconductor Climate Consortium: SCC)」を立ち上げ、持続可能性に対する業界としてのコミットメントを正式な形で示した。業界団体のSEMIがSCCイニシアチブを管轄する。SEMIの上級ディレクター(環境/健康/安全/持続可能性担当)(senior director of environment, health, safety and sustainability)であるジェームズ・アマノ氏(James Amano)は、「近年、持続可能性は、業界及び2,500の加盟企業の主要な焦点先となっている。多くの加盟企業が独自の持続可能性イニシアチブを持っているが、個々の活動よりも会員企業と共に業界として活動することでより強力になる」と述べる。SCCには、①協力、②透明性、③野心の3つの柱があり、会員企業は、温室効果ガス排出の継続的な削減を目的とした共通の手法や技術イノベーション、通信チャンネルを通じて「協力」、整合できるようになる。また、進捗状況に関する年間報告を発表することで「透明性」を図る。更に、「野心」は、2050年までの正味ゼロ排出達成を狙いとして、短期的及び長期的な脱炭素化目標を設定することである。
EE Times “Chip Sustainability Efforts Get Their Own Consortium” (11/4/22)