米国科学審議会(National Science Board: NSB)が2月22日に発表した「科学工学における高等教育(Higher Education in Science and Engineering)」報告によれば、新型コロナは、米国の高等教育制度全般に影響を及ぼしており、一部の学術機関の経済的実行可能性を脅かし、米国内外の多くの学生の高等教育計画に混乱をもたらしている。大学入学者は2020年秋に全体で3.6%減少し、公立のコミュニティ・カレッジの入学者数は10.1%急減したほか、短期滞在ビザで米国の大学に入学する留学生の数は2019年から2020年の間にほぼ23%減少した。また、新型コロナは、女性や家族の介護をする学生、社会的少数派、低所得世帯の学生に、不均衡な影響を及ぼしている。NSBのメンバーであるマウリーン・コンディック氏(Maureen Condic)は、「米国民の多くの人口層がSTEMで依然として少数派となっており、パンデミックはその現実を悪化させた」と述べる。
National Science Board “Pandemic disrupted students’ higher education plans” (2/22/22)