バイデン政権、放棄された石油・天然ガス井を塞ぐため、州に11億5,000万ドルを提供

大統領府は1月31日、メタン・ガス排出削減努力の新たな策として、強力な地球温暖化ガスであるメタン・ガスの漏出源となっている放棄された石油・天然ガス井を清掃・除去する費用として、州政府に11億5,000万ドルを提供すると発表した。バイデン政権はまた、パイプライン運用者に対し、メタン・ガスの漏出を最小限にするための要件を施行し、牛や酪農システムからの同ガス排出を軽減するための研究を実施して、国内の温室効果ガスについて測定及び報告する省庁間作業部会を発足させる計画を概説した。内務省(Department of Interior)は1月初め、国内に13万件の放棄井(確認済みのもの)があると報告した。環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は2018年に、国内には最大で200~300万件の放棄井があると試算している。環境防衛基金(Environmental Defense Fund)の上級弁護士は、「放棄井からの温室効果ガス排出は、極めて大きな問題であるが、長い間、取り上げられずにいた。今回の発表は、本問題に対する手始めとなる」と述べる。

Washington Post “Biden administration to give states $1.15 billion to plug orphaned wells, which leak planet-warming methane” (1/31/22)