ニューヨーク州の相互接続キューのエネルギー貯蔵が12GWに到達、州は2030年の目標を2倍に

ニューヨーク州の公益サービス省(Department of Public Service: DPS)は、第3版となる「貯蔵の現状(State of Storage)」年間報告を発表した。これは、2030年の導入目標に向けた州の進捗状況を詳述した報告で、州は去る1月に、従来3,000メガワット(MW)としていた目標を6,000MWに倍増していた。ニューヨーク州は、2030年までに電力の70%を再生可能資源から調達することを目標としている。DPSによれば、2021年末時点で、導入済み/アワード授与済み/契約の発注済みのエネルギー貯蔵プロジェクトは1,230MWで、これは当初の目標(2025年までに1,500MW)の約82%となる。数値の増加率はわずか4%であることから、進展は鈍化傾向のようである。一方、相互接続キュー(interconnection queue)(グリッドへの統合が提案もしくは模索されている新たな送電・発電プロジェクトのリストのこと)におけるエネルギー貯蔵プロジェクトは12GWとなっており、こちらの増加率(50%)は遥かに高い。ただしDPSは、これらのプロジェクトの全てが実現されるとは限らないとしている。

Energy Storage News “New York energy storage interconnection queue reaches 12GW, double the state’s 2030 target” (4/5/22)