データセンター建設、地域住民は「生活の質」への影響を懸念

アクシオス(Axios)は4月3日、データセンター建設への反対理由について、世論は電力価格の上昇よりも地域社会への影響を懸念していると報じた。ハーバード大学(Harvard University)とマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)が共同実施した調査によると、データセンターを地域に誘致することへの支持は40%、反対は32%であることがわかった。また、回答者の約3分の2が電力料金の上昇を懸念している一方で、雇用や経済成長など、地域社会の「生活の質」への悪影響を懸念する声は、電力価格への懸念に比べて2倍であることが判明したという。現在、多くの州でデータセンターによる電気料金引き上げを回避するための対策が議論されているが、電力価格の押し上げには老朽化した送電網や煩雑な許認可手続き、ハリケーンや山火事など自然災害などの脅威によるインフラ整備コストなど複数の要因が絡んでおり、専門家らは、地域社会の懸念に配慮した計画立案が今後、重要になると指摘している。

Axios “Exclusive: Electricity rates aren’t top concern about data centers, poll shows” (04/03/26)
https://www.axios.com/2026/04/03/data-centers-concerns-ai-electricity-harvard-mit