エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は4月10日、2025年の国内ガソリン消費量が、燃費向上により前年比1%減、コロナ禍前の2019年比で4%減となる日量平均890万バレルになったと発表した。連邦道路局(Federal Highway Administration: FHWA)のデータでは、経済活動復活に伴う移動ニーズ拡大を背景に2025年の走行距離が前年比1.2%増加したものの、新型車やハイブリッド車の普及によりEIA推計で車両の平均燃費が同1.9%改善しており、これがガソリン消費量の減少につながったという。4月に公表された短期エネルギー見通し(Short-Term Energy Outlook: STEO)によると、この減少傾向は2026年~2027年も続くと予測されていることに加え、雇用や生産年齢人口の伸び悩みから、今後2年間の走行距離の増加ペース自体も鈍化すると見込まれる。なお、原油高により2027年末までガソリン価格の上昇が予想されるが、短期的な消費動向への影響は限定的であると分析している。
EIA “Increasing fuel efficiency leads to decreasing gasoline consumption” (04/10/26)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=67426