カリフォルニア大学バークレー校、AI研究を使って気候問題の解決に取り組む新たなイニシアチブ

カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)の雪・水文学者(snow hydrologist)であるマヌエラ・ギロット氏(Manuela Girotto)は長年にわたり、衛星から得た様々な遠隔検知データセットを組み合わせてモデル化し、水資源としての雪について研究してきた。同氏にとり、近年の利用可能な宇宙観測の急速な拡大は、重要な洞察をもたらす可能性があるが、膨大な量のデータを既存モデルに統合することは困難である。こうした中、同校のコンピュータ科学博士課程のコロラド・リード氏(Colorado Reed)から、「人工知能(AI)によってどのような協力ができるか」と尋ねられた時、ギロット氏はこれを好機ととらえた。ギロット氏は現在、新たに始まった「バークレーAI研究気候イニシアチブ(Berkeley AI Research Climate Initiative)」の一環として、リード氏などのAI研究者と共に活動している科学者の一人となっている。同イニシアチブは、リード氏が主導役の一人となって進められたもので、気候変動という社会で最も困難な問題の一つの解決に貢献すべく、パートナーを築き、AIを使った画期的な研究を実施することを狙いとしている。

University of California at Berkeley “New UC Berkeley initiative uses AI research to solve climate problems” (6/2/22)