エネルギー省(Department of Energy)は6月30日、米国産業部門を脱炭素化し、炭素の正味ゼロ排出の実現を支援する資金調達公募(FOA)を発表する意向である。産業の脱炭素化は難しい課題であり、複数の戦略を同時並行的に追求することが求められる。同省は、産業の脱炭素化へ向けて、①エネルギー効率、②産業の電気化、③低炭素燃料・原料・エネルギー資源、④炭素の捕獲・活用・貯留、という4つの主要経路を特定している。エネルギー省が予定している「産業の効率性と脱炭素化に関するFOA(Industrial Efficiency and Decarbonization FOA)」では、「化学の脱炭素化」「鉄と鉄鋼の脱炭素化」「飲食品の脱炭素化」「セメントとコンクリートの脱炭素化」といったトピックが対象となる。