エネルギー省、二酸化炭素排出の加速に3,500万ドルを発表

エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)は9月29日、航空や輸送、レガシーとなっている二酸化炭素汚染などの炭素削減が困難な部門で、炭素を直接大気から排除する技術の進展を目的として、最高3,500万ドルを提供すると発表した。これは「二酸化炭素排除購入パイロット・プライズ(Carbon Dioxide Removal (CDR) Purchase Pilot Prize)」と呼称され、企業が二酸化炭素排除のクレジットを直接エネルギー省へ売却する機会を巡って競争する。これは、優れた二酸化炭素排除プログラムのための標準を構築し、技術イノベーションと産業の成長を奨励する市場を作る一助となるだろう。本プライズは、連邦政府が二酸化炭素排除クレジットの顧客となり、複数の段階にわたって最高品質の二酸化炭素排除技術を提供する商業企業を支援するという、連邦政府としては初めての取り組みとなる。プライズでは、①直接空気回収及び貯留、②バイオマス及び炭素排出と貯留など、4つの二酸化炭素排除手法を対象として、連邦政府とのオフテイク協定という形態で最高3,500万ドルの賞金が提供される。

Department of Energy “DOE Announces $35 Million to Accelerate Carbon Dioxide Removal” (9/29/23)