オーク・リッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)にある核破砕中性子源(Spallation Neutron Source: SNS)は、世界最強の加速器ベースの中性子源施設であるが、施設改良のため、2024年6月まで計画的な一時停止が行われる。これは、施設の陽子パワー改良(Proton Power Upgrade: PPU)プロジェクトの一部で、その作業の多くは、加速器と、SNSで計画されている第2ターゲット・ステーション(Second Target Station)との間をつなぐコネクターの建設である。完成すると、加速器のビーム・パワーは現行の世界的な1.7メガワットから最高2.8メガワットへ到達する。作業員は、約3,000平方フィートのコンクリート・トンネル、「スタブ(stub)」を新たに取り付け、既存のトンネルと結びつける。このスタブの取り付けは半年以内に完了予定で、その後は新たな部品やシステムを設置して、PPUプロジェクトを完了させる。