米特許商標局(U.S. Patent & Trademark Office: USPTO)は、特許プロセスにおいて、人工知能(AI)を使って先行技術(prior art)の調査を向上させるというアイデアを検討している。USPTOが発表した「情報の要請(request for information: RFI)」によれば、発明の新規性を評価するために公共の情報を収集する先行技術調査は、特許の審査プロセスで重要な要素であり、「信頼できる特許権を付与する」というUSPTOのミッションにとって重要である。しかし、先行技術の飛躍的な増加と、技術イノベーションの驚くべきペースにより、最も関連性のある先行技術を迅速に見つけることはより困難になっている。USPTOは今回のRFIを通じて、AIや機械学習といった技術を活用して、既存の特許検索システムの結果を拡大、順位付け、分類することで、それ以外の方法では検索結果リストの上位に表示しないかもしれない先行技術を審査官が利用できるようにするソリューションについて、情報を求めている。
Fedscoop “US Patent Office eyes using AI to improve ‘prior art’ searches” (8/29/23)