米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、新たな報告書「米国国際開発庁の未来における科学・技術・イノベーション・パートナーシップの役割(The Role of Science, Technology, Innovation, and Partnerships in the Future of USAID)」と題する報告書を発表し、米国国際開発庁(U.S. Agency for International Development: USAID)は開発途上国が直面している課題への対処に科学・技術・イノベーションを活用する世界的なリーダー及びカタリスト(触媒者)へと迅速に変革する必要があると述べている。そしてそのためには、米国政府機関や開発途上国、官民の研究活動、米国内外の大学研究、その他の開発機関のリソースを利用すべきであるとしている。報告書は、「USAIDは、成功事例の拡大、対象国が自国の開発に科学技術を応用できる能力の強化、女性に関与し力を与える科学・技術・イノベーションへの投資拡大、を最優先事項の一つとすべきである」と主張している。USAIDは近年、個々の国における個々のプロジェクトを設計及び資金提供するという従来の役割から、より広範で持続可能性とコスト効果の高い影響を達成するための国際的な仲介者及びリソースへと変革を図りつつある。
national Academies “USAID Should Speed Application of Science, Technology, and Innovation to Global Development Challenges” (1/27/17)