科学・工学・技術分野における性差別が指摘される

人材イノベーション・センター(Center for Talent Innovation: CTI)が発表した報告書、「アテネ2.0因子:科学・工学・技術における女性人材の加速(Athena 2.0 Factor: Accelerating Female Talent in Science, Engineering & Technology)」によれば、科学・工学・技術(SET)分野で女性が企業のトップを務めるケースが見られるにもかかわらず、全体ではSET企業の相当な割合の上層部が、「どんなに優れていようとも、自社で女性がトップを務めることは決してないであろう」と考えている(米国の31%、ブラジルの22%、中国の51%など)。更に、世界全体で「1年以内に業界を去る予定である」と回答した者の割合は、女性の方が男性よりも大幅に高い。その理由としては、①SET分野における女性の孤立、②研修や業務評価における性差別、などが挙げられている。報告書にはまた、一部の企業で実施されている女性登用のイニシアチブや、本問題是正のためのロードマップも含まれている。
Center for Talent Innovation “New Study Cites Gender Bias in Science, Engineering, & Technology Fields as a Barrier to Advancement for Women and Cause of Flight Risk” (2/12/14)