パシフィック・ノースウエスト国立研究所(Pacific Northwest National Laboratory: PNNL)は6月10日、高エネルギー効率かつ電力網の安定運用を維持できるデータセンター建設のための総合ガイドラインを共同策定したと発表した。企業による人工知能(AI)システムへの投資拡大に伴う電力需要の急増を背景に、開発者や政策立案者向けの一元的な情報源とするもので、同研究所と米国電機工業会(National Electrical Manufacturers Association: NEMA)、米国暖房冷凍空調学会(American Society of Heating, Refrigerating and Air-Conditioning Engineers: ASHRAE)の専門家らが作成した。同指針は、蓄電池やマイクログリッド(小規模電力網)活用による電力網との双方向連携(グリッド・インタラクティブ設計)や、消費電力の20〜40%を占めるサーバー冷却(熱管理)の効率化戦略に加え、立地選定、運用、設計などについても網羅している。なお、作成にはエヌビディア社(NVIDIA)やアイビーエム社(IBM)など50以上の業界パートナーも協力した。
PNNL “Everything You Need to Know About Building Data Centers, in One Place” (06/10/26)
https://www.pnnl.gov/news-media/everything-you-need-know-about-building-data-centers-one-place