OSTP、地球低軌道における米国競争力維持に向けた戦略発表

大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は3月31日、「地球低軌道の国家研究開発戦略(National Low Earth Orbit Research and Development Strategy)」と題する戦略文書を発表した。地球低軌道(Low Earth Orbit: LEO)の今後の研究開発(R&D)における米国のリーダーシップについて、バイデン政権のビジョンを示したものである。米国は、宇宙研究及び技術開発へのゆるぎない投資や戦略的パートナーシップと共同作業のおかげで、宇宙における卓越した世界的位置づけを維持している。米国が月や火星への探査を進め、LEOの使用が増大し、国際宇宙ステーション(International Space Station)が段階的な閉鎖を開始する中、宇宙研究で米国の卓越性を維持することは重要である。戦略文書は、LEOにおける米国のリーダーシップのための政策目的として、①画期的な科学技術の進展、②米政府の共同作業とパートナーシップの強化、③市場機会とイノベーションと持続可能性の推進、④国際協力の強化、⑤STEM教育と労働力開発の促進、の5点と、それらを支える活動を特定している。

White House “Maintaining U.S. Preeminence in Low Earth Orbit” (3/31/23)