NSF、沿岸システムの理解と沿岸の危険対策を目的とした新たなアワードを発表

米国の沿岸には多くの人口が居住し、住宅や交通機関インフラ、淡水の供給、発電及び配電施設などの重要な公共資源がある。複雑な沿岸システムや、同システムと自然災害や人口、人工的な環境との相互作用について理解するための研究が求められている。米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の「沿岸と人々(Coastlines and People: CoPe)」プログラムは、沿岸の自然や社会、経済的資源を守るため、また、より対応力のある沿岸コミュニティの創出を支援するため、5,100万ドルの新たなアワードを発表した。新たに受益する5つの沿岸研究ハブ(Coastal Research Hubs)が既存のCoPeハブに加わる。CoPeハブは、気候変動によって悪化し、土地利用やその他の環境的な圧力に影響を受ける複雑な沿岸の危険問題に対処する。具体的には、カリフォルニア州南部の猛暑や都市部のヒート・アイランド現象、熱帯沿岸地域の浸食や洪水、五大湖周辺の湿地帯の危険(重要な生物種の減少につながっている)などがある。

National Science Foundation “NSF announces new awards to understand coastal systems and tackle coastal hazards” (8/24/22)