エネルギー省(Department of Energy)傘下の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は10月18日、米国のオフショア風力部門の労働力の今後の成長を分析し、将来の労働力開発のニーズを特定した報告書「米国オフショア風力労働力評価(U.S. Offshore Wind Workforce Assessment)」を発表した。報告書は、オフショア風力業界は、2024年~2030年に、毎年平均1万5,000人~5万8,000人の正規雇用が必要となると予測しており、これは現在の1,000人未満からの増加となる。強力なオフショア風力エネルギー労働力は、米国の電力部門の脱炭素化の一助となり、「2030年までに30ギガワットのオフショア風力エネルギー能力を、2035年までに15ギガワットの浮体式オフショア風力エネルギーを導入する」というバイデン政権の目標を達成する上で重要である。報告書はまた、オフショア風力エネルギー雇用の需要増加に対応するために、①有技能の専門労働者を引き付け、訓練する、②労働者が必要な安全及びその他の技能訓練を取得できるようアクセス性の高い明確な経路を創出及び標準化する、など必要な措置を提示している。