ITIF、「連邦データ戦略は大きな修正が必要」と報告

ITイノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は6月5日、「ミッションを成功させるため、連邦データ戦略を活性化、再構想する(Reviving and Reimaging the Federal Data Strategy for Mission Success)」と題する報告書を発表した。米政府が人工知能(AI)の急速な進展を活用するには、データ・ガバナンスを極める必要がある。しかし、政府高官によるデータ利用の改良計画、いわゆる「連邦データ戦略(Federal Data Strategy: FDS)」は、リーダーシップの欠落が悪影響を及ぼし、政府間もしくは当局レベルのミッション目標を統合することができずにいると、報告書は指摘する。報告書の執筆者は、「バイデン政権が当初の構想通り、2030年までに戦略の実行を希望するのであれば、FDSの活性化と再構想に取り組むべきである」としている。政府の運営と公共サービスは、市民のニーズや期待に応えるため、ますます電子的に機能する必要がある。報告書は、FDSを軌道に戻し、連邦政府によるデータ活用方法を改良するため、①行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)は、FDSを修正し、戦略の原則と慣行を政府全体の優先事項及び当局レベルのミッション成果と明確に結びつける必要がある、②OMBは、連邦の最高データ責任官(Chief Data Officer: CDO)を創出し、連邦CDO評議会(Federal CDO Council)の議長を務めさせる、など5点を勧告している。

Information Technology & Innovation Foundation “Federal Data Strategy Is Doomed to Fail Unless the White House Revamps It, New ITIF Report Finds” (6/5/23)