IAPRA、追跡不可能な宇宙ゴミを追跡する方法を模索

現在、追跡不可能な宇宙ゴミが増大しつつあり、米国の宇宙資産が危機にさらされているなか、情報高等研究開発活動(Intelligence Advanced Research Projects Activity: IARPA)は、こうした宇宙ゴミの正確な位置を示し、モニターする革新的手法を模索している。IARPAが2月10日に発表した情報の要請(request for information: RFI)では、「米政府は、2011年にスペース・シャトル(Space Shuttle)プログラムを終了して以来、軌道上のゴミを検知する専用のセンサーを擁していない。IARPAは、軌道上のゴミが周囲の宇宙環境とどのような相互関係にあるのかを理解し、その結果得られる現象を、現在は追跡不可能な軌道上の宇宙ゴミを検知、マッピング、追跡することに利用できるかどうか検討することを模索している」と記載されている。商業宇宙活動が急速に増大する中、ロケットや衛星の破片ゴミの増加を削減するよう求める声も高まりつつある。IARPAはRFIを通じて、地球の周囲にある軌道面を浮遊する0.1センチ~10センチ程度の宇宙ゴミを検知・追跡できる有望な手法を模索している。

Nextgov “IARPA Seeks Ways to Track Nontrackable Space Junk” (2/11/22)