DHS科学技術総局、目的物の検知・追跡アルゴリズムの開発事業に資金を提供

国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)の科学技術総局(Science and Technology Directorate: S&T)は、アラバマ州にあるスタートアップ企業、アナリティカルAI社(Analytical AI)に19万9,500ドルを提供すると発表した。同社は、持ち主が不明のカバンなどの目的物を人々と結びつけ、その人々が敷地内に入った時から出ていくまでを追跡する人工知能(AI)アルゴリズムの開発に取り組む。S&Tのシリコン・バレー・イノベーション・プログラム(Silicon Valley Innovation Program: SVIP)は、「ソフトターゲットの確保(Securing Soft Targets)」(ソフトターゲットは、「警備や警戒が薄く、軍事攻撃やテロ攻撃の標的となりやすい場所や人の意)と題する公募の下、ビデオ・カメラの映像から特異な状況を自動検知し、誤差を削減して人間のパフォーマンスを最適化し、脅威的状況への対応を強化するため遅延を最小限化するソリューションを模索した。これらは、学校やスポーツ・イベント、交通システム、ショッピングモール、礼拝所などで利用できる可能性がある。アナリティカルAI社のデータセット分析手法と、持ち主が不明のカバンの取扱者を追跡できるほぼリアルタイムの前後監視能力により、目的物の場所と所有の変化を検知できる。

Department of Homeland Security “News Release: DHS S&T Awards Funds to Birmingham, AL, Startup Developing Object Detection and Tracking Algorithms for Securing Soft Targets” (6/15/23)