国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「光学無線による継続的なエネルギー伝達(Persistent Optical Wireless Energy Relay: POWER)」プログラムの第一フェーズに入る。本プログラムは、空中での無線電力移送を通じてエネルギーの分配に革命をもたらすことを狙いとしている。今回、RTX社(RTX Corporation)、ドレーパー研究所(Draper Laboratory)、BEAM社(BEAM Co.)の3チームが選出され、光学無線による電力伝達の設計及び開発に取り組む。高速エネルギー・ネットワークは、国防において決定的な優位をもたらす可能性がある。現在、実用的で柔軟で適用力のある無線エネルギー・ウェブにとって必要な「効果的な伝達」が欠けている。複数の中継装置を経由させるマルチホップ・ネットワーク上で繰り返し伝播波を電力に変換する際に生じる転換損失は容認しがたく、効果的な伝達によってこれを克服することができる。第一フェーズには、重要技術のベンチトップ実証が含まれ、20カ月間にわたって行なわれる見込みである(更に3か月延長の可能性を含む)。