国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は3月17日、AI兵器の実戦における脆弱性を評価するためのレッドチーム(攻撃者の視点から組織のセキュリティ評価を行う専門チーム)のフレームワーク構築を目指す「戦場におけるAIの堅牢性確保(Securing Artificial Intelligence for Battlefield Effective Robustness: SABER)」プログラムを発表した。AIは様々な攻撃で操作される可能性があるため、AIの脆弱性を評価する必要があり、自律型AIを搭載した陸上・航空システムの高精度な実戦環境演習を繰り返し実施し、現実的な脅威を評価するという。敵対勢力の攻撃を想定し、AIシステムの脆弱性に対する対策を強化することで、安全性と耐性を向上させ、レッドチームのエコシステム構築を目指すという。同プログラムの実施期間は2年間で、同局は開発や採用、統合フレームワークのアイデアを募集する。概要と提案書の提出期限はそれぞれ3月31日と5月6日となっている。
DARPA “Sharpening AI warfighting advantage on the battlefield” (03/17/25)
https://www.darpa.mil/news/2025/saber-warfighter-ai