厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)傘下の医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)は9月29日、患者の身体内で治療薬を自動的に投与し、疾病の監視をする新技術の開発に取り組むプログラムを開始した。これらの技術は、患者の自己ケア及び手頃な費用の長期的治療の改善につながると期待されている。ARPA-Hの新プログラムは「対応力のある拡張型自動細胞療法(Resilient Extended Automatic Cell Therapies: REACT)」と呼称され、多くの人が自身の慢性疾患を治療、監視する上で直面する経済的及び治療管理上の負担(採血や注射、錠剤、手術など)を軽減すると期待されている。REACTプログラムの最初のトラックでは、合成生物学やマテリアル、生物エレクトロニクスにおける近年の進展を活用し、埋め込み可能な「生きている医薬(Living Pharmacy)」と呼ばれるソリューションを模索する。トラック2では、優れたプロポーザルの提出者が、「生きている監視員(Living Sentinel)」と呼ばれる埋め込み可能な機器の創出に取り組む。