米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science: AAAS)は、議会指導者による法案の作成(特にAIに伴う新興の機会と課題に関連する法案)を支援するため、わずか2か月というスピードで、人工知能(AI)に関する新たなフェローシップ・プログラムを考案し、開始した。チャットGPT(ChatGPT)及びその他の生成AIツールが発表されて以来、AIへの議会の関心は急速に高まっている。AAASの科学技術政策フェローシップ(Science & Technology Policy Fellowships: STPF)プログラムの下で実施される「STPFラピッド・レスポンス・AIコホート(STPF Rapid Response Cohot in AI)」は、議会オフィスもしくは委員会で専門スタッフとして活動する6名の科学者で構成され、その多くは一年間に及ぶ任務を今週から開始した。フェローは、AIの倫理や情報の完全性、知的財産、人権、アルゴリズム・リスクといった急務の問題について、議会にガイダンスを提供することになる。STPF担当者は、「AAASは、半世紀にわたりSTPFプログラムを実施しており、このような短期間で支援と人材プールをまとめたのは今回が初めてである」と述べる。AIコホートは、様々なAI技術の開発と導入の複雑さについて専門性と知識を持った者が選出された。