戦闘機を瞬時に発進させ、フルスピードで飛行し、これを瞬時に回収することは海上戦において重要である。世界中の米軍部隊のためにこのような能力を開発する一助として、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)のサイドアーム(SideArm)研究活動は、最高重量900パウンドの無人航空システム(unmanned aerial systems: UAS)を水平に発進・回収する自己完結型のポータブル装置の開発に取り組んでいる。オーロラ・フライト・サイエンス社(Aurora Flight Sciences)は2016年12月、重量400パウンドのロッキード・マーティン社(Lockheed Martin)製UASを繰り返し捕獲する技術実証システムの試験に成功した。このシステムは、最高1,100パウンドの航空機を回収する能力を有している。サイドアームは、標準的な20フィートの輸送コンテナに搭載でき、トラックや船、鉄道などによる輸送が容易である。
Defense Advanced Research Project Agency “SideArm Prototype Catches Full-Size Unmanned Aerial System Flying at Full Speed” (2/6/17)