連邦政府、地球工学研究の実施を初めて勧告

連邦政府が最近発表した報告書「2012-2021年 地球変化に関する全国研究計画:3年ごとの更新(The National Global Change Research Plan 2012-2021: A Triennial Update)」によれば、連邦資金による気候調査を監督している連邦政府機関が地球工学の2つの分野の研究に着手するよう勧告している。連邦政府の科学者がこれらの論争的な分野の研究を正式に要請したのは、今回が初めてとなる。これは、1月9日に議会へ提出された気候科学計画に関する報告書(全119ページ)の一部で勧告されたものである。これによって、慎重に大気を利用しながら地球を冷却する方法や空から炭素を直接収集する方法を巡り(これらは気候科学コミュニティで禁止となっていたトピックである)、議論の正常化が進む可能性が高い。ただし、ドナルド・トランプ次期政権(Donald Trump)下での気候研究の方向性は全くの不透明となっている。
Science “U.S. should pursue controversial geoengineering research, federal scientists say for first time” (1/9/17)