競争力評議会、米国製造業とイノベーションの強化につながる高性能コンピューティングに関する報告書を発表

競争力評議会(Council on Competitiveness: CoC)は10月22日、「モデリングとシミュレーションと分析、高性能コンピューティング:米国イノベーションのための増強要素(Modeling, Simulation and Analysis, and High Performance Computing: Force Multiplier for American Innovation)」と題する報告書を発表した。報告書は、業界主導の官民スパコン・パートナーシップである全米デジタル工学・製造コンソーシアム(National Digital Engineering and Manufacturing Consortium: NDEMC)が作成した。報告書によれば、NDEMCは、中小企業を対象に、モデリング及びシミュレーション(MS&A)ならびに高性能コンピューティング(HPC)の導入と進展を推進する20件のパイロット・プログラムを実施した結果、160名の新規雇用と2,000万ドルの年間売上、3件の新製品開発につながったという。その他の鍵となる政策及びビジネス慣行としては、①業界全体を支援するために新規インフラあるいは「業界の共通」の開発が必要なプロジェクトにおいて、官民パートナーシップは重要なモデルである、②中小企業にとって高額なMS&AおよびHPCツールの購入は正当化できないが、これらへのアクセスやコンサルティング、研修を購入する意思はある、などが挙げられている。
Council on Competitiveness “Council on Competitiveness Report on High Performance Computing Illustrates Path to Enhancing U.S. Manufacturing and Innovation” (10/22/15)