連邦研究施設でバイオ安全性に関する事故が続いたことを受け、連邦政府は国内のバイオ安全性及びバイオ安全保障を推進、強化する取り組みを行っている。その一環として、大統領府の科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy:OSTP)と厚生省(Department of Health and Human Services)は10月17日、生命科学分野における「機能獲得研究(疾病経路の理解を深めるために、病原性或いはその伝達性を強化し、感染性病原体の威力を高める研究)」の潜在的なリスクと恩恵を評価するための審議プロセスを開始すると発表した。そしてその期間中、インフルエンザや重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)ウィルスに関する一部の新規機能獲得研究への助成を一時停止することを決定している。また、現在実施中の同様の研究も、審議プロセス中は自発的に研究を停止するよう奨励した。
White House “Doing Diligence to Assess the Risks and Benefits of Life Sciences Gain-of-Function Research” (10/17/14)