NIH、遺伝子治療臨床試験に課されていた特別審査を基本的に廃止へ

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)のフランシス・コリンズ所長(Francis Collins)は5月22日、これまで遺伝子治療の臨床試験申請の審査に課されていた特別連邦諮問委員会、遺伝子組換え諮問委員会(Recombinant DNA Advisory Committee: RAC)による審査を基本的に廃止すると発表した。RACは今後は、特別なリスクを呈する臨床試験申請のみを審査するという。RACは、全ての遺伝子移送試験(gene transfer experiments)の審査を行うことを目的に、1980年代後半に設立され、その後は遺伝子治療の臨床試験にシフトしていった。本分野が成熟し、遺伝子治療が実際の疾病の治療に利用されるようになってきたことから、研究者らは、「遺伝子治療におけるリスクはその他の臨床試験におけるリスクと変わらくなった」と主張していた。
Science Insider “NIH Will No Longer Require Special Review for U.S. Gene Therapy Trials” (5/22/14)