下院科学・宇宙・技術委員会(House Committee on Science, Space, and Technology)のラマー・スミス委員長(Lamar Smith、テキサス州選出共和党)が研究科学教育に関して連邦政策一部をを変更する案を周囲に提案してから約1年後、そのアイデアが盛り込まれた法案が3月10日に提出された。本法案「イノベーション、研究、科学、技術におけるフロンティア法案(Frontiers in Innovation, Research, Science, and Technology Act:H.R. 4186)」には、①米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の2年間の予算承認として、2014年度は現行水準の71億7,000万ドルに留め、2015年度は政権要請のわずか2,400万ドル上乗せとする、②NSFの社会・行動・経済科学局の予算を40%削減する、③NSFによる研究ポートフォリオの説明責任を大幅に高めることを要求し、その一環として全てのグラントが国益に適うことを文書で正当化することを義務付ける、などが含まれている。これらは確実に委員会内の民主党議員から反発を招くものと考えられる。
Science Insider ” FIRST at Last: Controversial Bill Introduced to Guide U.S. Science Policies” (3/10/14)