エネルギー省(Department of Energy)は6月11日、キプロス共和国、ギリシャ、イスラエル、ライス大学(Rice University)と共同で、テキサス州ヒューストンに東地中海エネルギーセンター(Eastern Mediterranean Energy Center)を設立するための意向宣言書(Declaration of Intent: DOI)に署名したと発表した。2019年の東地中海安全保障・エネルギー連携法(Eastern Mediterranean Security and Energy Partnership Act of 2019)に基づくもので、エネルギー需要急増を背景に、天然ガス開発や米国の液化天然ガス(LNG)インフラ整備、エネルギー輸送ネットワーク構築など、各国が共有する課題解決に向け連携する。特に炭化水素開発に関する最先端知見を加盟国と共有していくほか、電力網の信頼性向上や重要インフラの整備強化、新興技術支援に加え、科学技術交流や人材育成の取り組みも推進する。現在、米国は世界最大の石油・天然ガス生産国かつ世界最大のLNG輸出国であるが、今後数年間で輸出量を2倍以上に拡大させる方針を示している。
Department of Energy “United States, Cyprus, Greece, Israel and Rice University To Establish Eastern Mediterranean Energy Center in Houston” (06/11/26)
https://www.energy.gov/articles/united-states-cyprus-greece-israel-and-rice-university-establish-eastern-mediterranean