ファイブ・アイズ、デジタル戦闘基盤の運用開始 オーストラリア、議長国へ

国防総省(Department of Defense)は5月11日、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドからなる「ファイブ・アイズ(Five Eyes: FVEY)」が、デジタル戦能力の要となる「プロジェクト・アルカディア(Project Arcadia)」の運用を開始したと発表した。国防最高情報責任者フォーラム(Defence Chief Information Officer Forum: DCIOF)を始めとする各国機関は、人工知能(AI)と指揮統制データフローの中核インフラとして同基盤を位置づけることで合意し、膨大な情報を共通作戦図(Common Operating Picture: COP)へ高速統合することで、従来ネットワークでは成し遂げられない速度での情報優位性確立を実現する方針を示した。また、米国は次回開催地となるオーストラリアへ任務を継承するとし、力による平和実現には同盟国との結束が不可欠と強調した。同省は、11月のシドニー・サミットに向け、同基盤開発や試作品作成に向け迅速な取り組みを継続していく構えである。

Department of Defense “FORGING THE DIGITAL BATTLESPACE: Five Eyes Allies Accelerate ‘Project Arcadia’ at the Combined Digital Leadership Summit” (05/11/26)
https://www.war.gov/News/Releases/Release/Article/4482984/forging-the-digital-battlespace-five-eyes-allies-accelerate-project-arcadia-at/