NSF、大規模言語モデルと生成AIに関する新たなグラントを発表

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、深層推論(deep inference)と呼ばれるコンピューティング・プロセスとAIの長期の社会的影響に焦点を当てながら、大規模言語モデル(large language models: LLMs)と生成AIがどのように機能するのかについて調査するノースイースタン大学(Northeastern University)の研究に900万ドルのグラントを発表した。研究を通して「国家深層推論ファブリック(National Deep Inference Fabric: NDIF)」の確立を目指す。NDIFは、協調的な研究プラットフォームで、その目標は、透明性があり、システムの内部コンピュテーションが明らかになる実験的プラットフォーム内で最先端のLLMへのアクセスを米国の研究者へ提供することである。こうした能力は現行の学術機関にはない。「チャットボットは、社会とAIの関係に変革をもたらしたが、それらがどのように機能するのかについては充分な理解が進んでいない」と、NSFのセスラマン・パンチャナサン長官(Sethuraman Panchanathan)は述べる。加えてNDIFプロジェクトは、学生に包括的な訓練を提供し、彼らが専門家ネットワークとして活動することができるよう準備することで、AIを活用した次世代の労働力を構築する一助となる。

National Science Foundation “New NSF grant targets large language models and generative AI, exploring how they work and implications for societal impacts” (5/2/24)