CDCのロシェル・ワレンスキー長官、6月30日付で退任へ

疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)のロシェル・ワレンスキー長官(Rochelle Walensky)は5月5日、職員との会合の中で、6月30日付で同職を退任することを発表した。ワレンスキー長官は、米国の新型コロナ対策で主要な役割を担った人物で、その退任は、消失しつつあるパンデミックの国家的管理において新たな段階を象徴する。昨年、「CDCは新型コロナのパンデミックへの効果的な対応ができていない」との批判を受け、ワレンスキー長官は、広範な組織変更計画を発表した。これには、科学的ファインディングの迅速な発表や、理解しやすいガイダンスなどが含まれる。ある感染症の専門家は、「困難な組織改革に着手したばかりの今、ワレンスキー長官が退任するのは納得いかない」と語る。大統領府は昨年から、同長官の退任の可能性に備えて後任探しの準備をしていたが、今の所決定しておらず、長官移行計画はまだ発表されていない。7月1日までに後任の長官が決定する可能性もあるが、誰かが長官代理を務める可能性もある。

Washington Post “CDC Director Rochelle Walensky to step down June 30” (5/5/23)