化石燃料の批判者、オフショア油田管理局のトップに

大統領府は、オフショア・エネルギーを担当する内務省(Department of Interior)の海洋エネルギー管理局(Bureau of Ocean Energy Management: BOEM)の局長に、化石燃料批判派として著名なエリザベス・クライン氏(Elizabeth Klein)を昇格させた。BOEMは、オフショアの油田やガス田、鉱物、風力発電開発のためのリースを監督しており、アマンダ・レフトンBOEM局長(Amanda Lefton)が、着任から約2年となる1月19日に退任することを受けた人事である。クライン氏は、デブ・ハーランド内務長官(Deb Haaland)の上級アドバイザーで、再生可能エネルギーの強力な支持者であり、クリントン及びオバマ政権時にも内務省での勤務経験がある。大統領府は、バイデン大統領の初就任当時、クライン氏を内務副長官に指名する意向であったが、ジョー・マンチン上院議員(Joe Manchin III、民主党ウェストバージニア州選出)とリサ・マコウスキー上院議員(Lisa Murkowski、共和党アラスカ州選出)という、二人のエネルギー州選出議員からの反対を受け、指名計画を取り下げた経緯がある。

Washington Post “Critic of fossil fuels to lead key offshore oil agency for Biden” (1/10/23)