早急な生産は国防総省(Department of Defense)にとって容易なことではないが、新たな製造パイロット・プログラムにより、民間投資を通じて国防総省がより迅速なタイムスケジュールで商業及び国防用途の生産を行う一助とする道が開ける可能性が出てきた。国防総省は8月、エネルギー省(Department of Energy)と共に、デュアル・ユースの生産を目的として民間資本と国防資金を組み合わせるパイロット・プログラムを開始した。具体的に、オースティン製造イノベーション・センター(Austin Center for Manufacturing and Innovation: ACMI)(テキサス州)が24カ月間のパイロット・プログラムのための製造資金を拠出し、軍事兵器及び農業業界によって使用される不活性化学物質を製造する企業に焦点を当てる。ACMIは、民間のハードウェア企業の拡張に投資するファンドであり、国防総省のプロジェクトを支援する。国防総省によれば、本パイロット・プログラムに対する政府資金1ドルに対し、約10ドルの民間投資が行われ、プログラムが本格生産まで発展した場合は政府資金1ドルに対し、25ドルの民間投資になるという。連邦政府の資金は、国防生産法(Defense Production Act)から拠出される。
Federal News Network “Private funding scales up DoD’s dual-use development projects” (12/19/22)