「留学生と米国の競争力」報告

米国大学協会(Association of American Universities)とビジネス・ラウンドテーブル(Business Roundtable)は今般、「留学生と米国の競争力(International Students and American Competitiveness)」と題する報告書を発表した。報告書は、「米国の継続的な世界競争力は、STEM分野での優秀な留学生を育成し、引き付け、維持することにかかっている」との認識を示している。海外の学生、科学者、エンジニアは、最先端の研究開発を促進し、STEM分野の重要な求人を補充し、国家安全保障を進展させ、国内に新たなスタートアップやビジネスをもたらすことで米経済を支えている。報告書は、米国が世界でも優秀な人材を引き付け続けるための行動として、①米国内外の認められた大学でSTEM分野の高度な学位を取得した者は、雇用に基づく永住権付与の上限の対象外とする、②学生ビザの付与を目的として、学業が修了した時点で出身国へ戻る意思を証明することを義務付けた措置を廃止する、③H1-Bビザの発給数を増やし、米国内外の認められた大学でSTEM分野の高度な学位を取得している者については、H-1Bの年間ビザ発給上限の対象外とする、などを提案している。

Association of American Universities “International Students and American Competitiveness” (11/17/22)