DARPA、レーダー信号処理に革命をもたらす取り組み

レーダー・システムは、第二次世界大戦の頃に登場して以来、アパーチャー(アンテナ)や関連するハードウェア、ソフトイェアで数多くの技術改良が見られているが、数十年間に大きな変化が見られずにいるのは、アパーチャーと検出器の間で依然として線形信号処理を使用している点である。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「線形処理を超えて(Beyond Linear Processing: BLiP)」プログラムを通じて、革新的な信号処理手法を適用してレーダーの性能を向上させることに取り組む。BLiPは、ハイパワーのコンピュータ処理を活用して、新規の非線形かつ反復信号処理技法の研究を行い、より軽量かつ小型でさほど高価でなく、しかも同等の能力を備えたレーダー・システムへとつなげることを目指す。

Defense Advanced Research Project Agency “Revolutionizing Radar Signal Processing” (10/25/22)