DIU、PAI/CAIデータを使って、敵対国家の活動からそのパターンや関係を迅速に特定・分析

米国は、外交、経済、軍事、政治の活動を利用して、世界的な影響力を拡大しようとする敵対国及び反対者の増大的な脅威に直面している。敵対国の政府は、政府高官や商業アントレプレナー、企業幹部のエリート・ネットワークを動員して自国の政策目的や優先事項を海外で拡大するための関係や事業機会の仲介をさせている。こうした活動の多くは、オープンかつ発見可能な「公共もしくは商業的に利用可能な情報(publicly-or-commercial-available information: PAI/CAI)」を通じて行われる。従来型の分析ツールやモデルはこうした敵対者による活動の規模を特定するには不十分なことが多く、国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は、2020年の3月と9月に、アクリートAIガバメント社(Accrete AI Government, LLC)及びクアンティフィンド社(QUantifind, Inc.)と共に、敵対国による海外での活動、国内外での投資、外交政策目的と戦略の間の関係を見定めることを目的とした試験的プロジェクトを開始した。両社のソリューションにより、国防総省(Department of Defense)は、PAI/CAIデータを使って、敵対国家の活動からそのパターンや関係を迅速に特定、分析することが可能になった。この結果、国防総省は2022年9月に、国防総省内で双方のソリューションへのアクセスを拡大するため、アクリート社及びクアンティフィンド社の双方に生産契約を発注している。

Defense Innovation Unit “Discovering Networks of Adversarial Influence Using Publicly and Commercial Available Information To Reveal Investment Trends and Strategies by Adversaries” (10/11/22)