電気自動車(EV)向け電池の成熟化と技術進展は目覚ましい。国防総省(Department of Defense)はこの商業投資を活用し、商業EV電池技術を軍事目的に適用することで、国防総省の能力を強化したいと考えている。国防長官室(Office of the Secretary of Defense: OSD)、米陸軍(U.S. Army)の戦闘能力開発司令部(Combat Capabilities Development Command: DEVCOM)地上車両システムセンター(Ground Vehicle Systems Center: GVSC)、海軍省オペレーショナル・エネルギー(Department of the Navy Operational Energy: DON-OE)、国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は、「先端電池標準化のジャンプスタート(Jumpstart for Advanced Battery Standardization: JABS)」プロジェクトでパートナーを組み、最新の技術及び製造能力を活用した標準化モジュールをベースとする電池システムを試作することで、商業EV電池技術の採択を加速させる。標準化された電池モジュールを開発することで、商業電池への国防総省の需要を高め、国防総省と協力する民間企業に対する障壁を低減し、将来的に軍プラットフォーム内にシームレスに統合、採用される電池へと進展への道筋を開くことが期待されている。OSDとDIUは9月に、国防総省のプラットフォームで試験と分析を行うための電池パックの試作品を開発するため、GMディフェンス社(GM Defense)に最初のアワードを提供した(全5業者のうちの1社目)。