エネルギー省(Department of Energy)傘下のフェルミ国立加速研究所(Fermi National Accelerator Laboratory)で、同研究所を代表する16階建ての建物、ウィルソン・ホール(Wilson Hall)の横に新たな建造物がある。ガラス張りの正面入り口が特徴的な「総合工学研究センター(Integrated Engineering Research Center: IERC)」がそれで、フェルミ国立加速研究所全体で行われている持続可能性推進の取り組みの礎の一つである。建築が完成すると、IERCは、ウィルソン・ホールが1974年に建設されて以来、同研究所で最大の専用ラボ及びオフィス・ビルとなる。8万平方フィートのIERCの建設は約10年に及び、間もなく完了する予定である。IERCは、フェルミ国立加速研究所のキャンパス基本計画から生まれたものである。同計画は、持続可能性や管理(stewardship)を含む一連の理念に基づいて計画されている。IERCは、フェルミ国立加速研究所が環境面のゴールへと進む勢いをもたらす建物となることが期待されている。