バイデン大統領の気候担当補佐官であるジーナ・マッカーシー氏(Gina McCarthy)が9月16日付で退任することが明らかになった。数週間前には、同氏のオフィスが草案を支援した過去最大規模の気候変動対策法案が可決されたが、バイデン政権が気候対策の次の段階である「議会の勢力図のシフトと最高裁判所の精査を乗り越えられる行政行動及び規則の策定」へと移る中、政権は気候政策の重鎮を失う。マッカーシー氏が退任した後は、同氏の副官であるアリ・ザイディ氏(Ali Zaidi)が気候政策局(Climate Policy Office)を先導する。また、オバマ大統領の大統領補佐官を務め、センター・フォー・アメリカン・プログレス(Center for American Progress)創設者のジョン・ポデスタ氏(John Podesta)が、上級補佐官(クリーン・エネルギー・イノベーション及び実践担当)(senior adviser for clean energy innovation and implementation)として大統領府に復帰する。マッカーシー氏は、気候変動を軽減するための戦略の開発で、長きにわたって国の最前線にいたが、こうした努力はまた、低所得者層及び少数派コミュニティの提唱者の反発を招くこともあった。
Politico “Climate chief Gina McCarthy leaving White House as John Podesta returns” (9/2/22)