宇宙サイバー防衛向け人材育成パイプラインの構築

宇宙ベースの技術にとり、サイバー犯罪の脅威は増大しつつあるが、サイバーセキュリティの専門家を見つけることは容易ではなく、米国内ではサイバーセキュリティ職で60万人の求人があるのに対し、それを埋める適格な人材は40万人しかいない。サイバーセキュリティ人材の大幅な不足は、雇用主に制約をもたらすだけでなく、地球上と宇宙空間の双方における重要なデジタル・システムをサイバー攻撃の危険性にさらすことになる。こうした労働力を育成する取り組みとして、パシフィック・ノースウェスト国立研究所(Pacific Northwest National Laboratory: PNNL)は、米宇宙軍(U.S. Space Force)の宇宙システム司令部(Space Systems Command)と提携し、「サイバー・ハロー・イノベーション研究プログラム(Cyber Halo Innovation Research Program: CHIRP)」を創出する。CHIRPは、産官学が協力して、学生を対象に、宇宙システム司令部もしくはその業界パートナーでのサイバーセキュリティのキャリアへと進むための2年間のプログラムを提供する。

Pacific Northwest National Laboratory “Building a Pipeline of Space Cyber Defenders” (5/24/22)