ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory: LLNL)が発表した最新のエネルギー・フロー・チャートによれば、米国民は2021年に前年より5%多くのエネルギーを使用した。ただし、2020年、2021年とも、年間のエネルギー消費合計は2018年及び2019年より少ない。エネルギー使用で最大の増加を示したのは石炭と石油で、前者は14%、後者は9%増加した。石炭由来のエネルギーが増加したのは2014年以来で、ここ十年間で最大の増加となっている。これは、2021年に天然ガス価格が上昇したことが要因と推定される。一方、ソーラーと風力のエネルギー生産はここ一年間で劇的に増加し、前者は20%、後者は11%それぞれ増加した。バイオマス由来のエネルギーも7%増加した。対照的に、水力発電は12%減、地熱発電は4%減、原子力発電は1%減であった。再生可能エネルギー部門では、数十年にわたって水力発電が支配的存在であったが、ソーラーと風力エネルギーが圧倒的リードを獲得しつつあるようである。