記録的なゼロ炭素電力の生産量と貯蔵がグリッドとの接続待ち

ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory)が発表した新たな調査報告書によれば、米国内でグリッドへの統合を予定している相互接続キュー(interconnection queue)上にある新たな発電及びエネルギー貯蔵の量は劇的に増加し続けており、現在、1,400ギガワット(GW)以上の発電・貯蔵能力がグリッドとの統合を待っている状態である。また、キューに提案されている能力の93%をソーラー、電池貯蔵、風力エネルギーが占めており、これらに対する強い関心が示されている。2021年末時点でキュー上にある発電・貯蔵能力の合計は約1.4テラワット(TW)(1,400GW)で、これは現在の米国の発電能力(1.2TW)より大きく、2010年のキューよりも1TW多い。さらに、現在提案されているソーラー、風力貯蔵能力は1.3テラワット(TW)に相当し、潜在的な投資額は2兆ドル以上に上る。ただし、相互接続を申請するプロジェクトの多くは最終的には撤回され、構築されているものについても、義務付けられている調査を完了し、稼働に至るまでに平均して長い時間がかかる。

Lawrence Berkeley National Laboratory “Record amounts of zero-carbon electricity generation and storage now seeking grid interconnection” (4/13/22)